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BN
例のリルちゃん襲撃事件のその後妄想です。
誰か文才くださひ^▽^

「リル!聞こえるか!」
「まだ息がある、とりあえず応急措置、それから病院だ!」
「間に合うか…」
「間に合わせるんだ!」

たくさんの声が廻る中、俺はリルを見た。
確かに、まだ息があるらしい。

ならば。

「…何のつもりだ、アル。」
「銃を下ろせ。」
首筋に冷やかな感触。そこには確かに殺意があった。
低く唸る声がお前など刹那に殺せると物語る。
しかし、己の冷やかな心が熱くなることはない。

「…リルは死ぬ。」
「まだ生きている。」
「だがいずれ死ぬ。」
「まだわからない。」
「この傷でか?」
「可能性は0じゃない。」

何故?

死なないわけがない。これほどの傷を負って、既に
これだけの血を流している。息があることの方が
不思議なくらいだ。
例えば息を吹き返したとして、恐らくリルはもう動けない。
植物化しても生かすのか?運良く意識を取り戻したとして
こいつはメンバーに何を想う?

それでこいつは幸せなのか?

「何故だ。」
アルが口を開く。
「何故それほど結論を急ぐ。」
それは少し憐れむような声で、
「何が言いたい。」
理解の及ばない俺の苛立ちを煽るのには充分だった。

「紅葉は、リルをあれほどにも可愛がっていた。」

…だからこそじゃないのか?

「ちょ、二人とも何やってるの!」
駆け付けたジョシュアが俺の銃口を塞ぐ。
その目線を受け、アルは斧を引いた。

「何故、止めを刺してやらないんだ?」
冷たくジョシュアを見据え、零す。
「このまま心臓が止まるまで苦しませるのか。」
「あーくん…。」
ジョシュアは少し悩むように眼を伏せ、それから口を開いた。
「リルはまだ生きている。自己満足と言われるかもしれないけど、
 ぼくは仲間を助けたいんだ。もう、誰も失いたくない。」

自己満足…全くだな。

「あーくんだって、リルが居なくなることは望むところではないでしょ?」
俺が?俺の望みなんて関係ないじゃないか。
「…とにかく、最善を尽くしてからでも遅くないはずだよ。」
「……。」

そうしている間にも苦しみ続けるのに?

結果、いずれ死ぬのに?

そう口にし掛けて飲み込んだ。
そもそもSPには俺が勝手に居座っていただけじゃないか。
助けられた恩あれど、忠誠を誓ったわけでもない。
この組織に口を出すのはお門違いかもしれない。

…俺の居る場所じゃないのかもしれない。


何も口にしないまま、俺はその場を去った。


***


作成BGM:ギアスOST(笑

こんな漫画が描きたかったんです。描けなかったけど。
何か…ジョシュアがちょっと雰囲気違うかも…ジョシュアが掴めないんだ ぜ orz
SP comments(3) trackbacks(0)
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Comment








あれですか。
今日はSP総出でワタシを萌え殺す気ですかそうですか。

つい休憩中にちぇっくしてにやにやしちゃったじゃないか!><
こ、これどうしたらいいんだ・・・!
あぁあもぅ感情の読み辛い子でごめんなさいorz

あーくんを全力で慰めたい・・・!(イヴァンで

from. ちきん | 2009/01/15 23:00 |
あーくんの優しさに中の人がマジで泣きました。涙がとまんねぇ・・(´ω`)
価値観と一緒で優しさって一言でいっても、人それぞれの意味がありますもんね。
でもリルからしたら生かしてもらっても、殺してもらってもどっちもありがとうになりそうです。だってリルをみて、想ってしてくれてる行動なんですもの・・・!!
すいません、わかりずらい文で・・(´ω`)
そしてありがとうございます。萌えました><
from. ガラ | 2009/01/16 01:52 |
ああああああ、紅葉くんやさしいな!
慰めたい!おもっくそ慰めたいけど
今日はシリアス脳(そんなの存在したのか)が定休日らしく
「ま、なるようになるぷー」とか真顔で軽く言う切屋しか脳裏に出て来てくれない_| ̄|○ |||||
(はったおされそうである)
お父さん一人になんかさせませんよ!
from. 九重 | 2009/01/16 10:13 |
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